看護職員、一人ひとりが、
責任を持って業務を行う上での
学ぶ機会を平等に提供する
当院の教育内容は、「看護実践能力」「組織的役割遂行能力」「自己教育・研究能力」の3項目に分けて考えます。職員一人ひとりが自分に合った内容と速度で学びキャリアアップしていけるよう、どの分野においても適切な情報提供と、上司との面接の機会を大事にした、豊かな教育を目指しています。
日本看護協会版クリニカルラダーをもとに当院の看護に沿った内容のものを「4つの力」と「5つの習熟段階」で組み立てております。「向き合う 支える 確かな技術で」という看護部のスローガンを目指し、誰もが看護実践能力を身につけられるよう現場教育とラダー別集合研修、症例報告会、外部研修を組み合わせています。
当院では人事評価制度を導入しており、組織的役割遂行能力の基準が明示されていることで自己の目標管理が可能です。また、外部講師を招聘した「リーダーナース育成研修」をはじめとした各種研修を実施しております。更に、中間管理職には認定看護管理者の資格取得を目指す教育を実施しております。
自己啓発の手段として、個人が希望する院外研修を受講することを推奨しております。特に、静岡県看護協会の教育プランには多数の職員が参加し、院内で報告する研究成果を学会発表するなど、各々満足できる研修が受けられるよう教育の充実を図っております。