一時的に看護師を辞め、産休・育休をしていた間に、やっぱり自分は看護師もしたい、と思った時に、たまたま求人を見たことと、 相談した大先輩にすすめられたのが海老名総合病院だった縁で、JMAの仲間になりました。その後は海老名メディカルサポートセンター(現:海老名メディカルサポートクリニック)、 座間総合病院と場所は変わっていますが、JMAの一員でいます。
私自身、もともとは人見知りなタイプで、コミュニケーションを図るのが得意ではない方だと思っているので、都度、反省して次に活かせるようにしています。これまで、一スタッフとして働いていた部署で、管理職として働くことになったので、話しやすい雰囲気を持ち続けることと、広い視野、俯瞰した視野でスタッフを見て声をかけることを心がけています。
6時頃に布団の中で「あれして、これして」と段取りを考えながらやっと起きます。子どもたちの持ち物の最終チェックをしたり、身支度をしているとあっという間に時は過ぎています。 職場に着いて制服を着るまでは、申し訳ない程にバタバタ母ちゃんでしかないです。制服を着たらシャキ!とナースに変身するという気持ちでいます。
メンバーとして働く時は、オムツ交換や口腔ケア、バイタル測定など、患者さんケアを中心に行います。寝たきりの患者さんがほとんどなので、日常生活の援助が中心です。 リーダーとして働く時は、医師の処置や各メンバーの役割がスムーズに進むように対応しています。
患者さんの清潔ケアやベッド周囲の環境整備などを行います。 午後は病棟看護師や栄養士、MSW、入退院支援看護師など多職種でのカンファレンスも行います。排泄ケアや看取りの場面などの振り返りを行い、病棟内研修を行うこともあります。
申し送りをできるだけシンプルにするために情報共有シートを用いています。自分がリーダーの時は、「~のため、この処置が始まりました」とか、「この観察してください」など理由や根拠を伝えられるようにしています。申し送りを聞きながら、中長期的に退院支援に移行できそうな人をピックアップしたり、現状だけではなく可能性も含め考えています。
最近は電動自転車で通勤しているのですが、帰りの登り道をスイスイいける時に「あー、今日もがんばったな」と思いながら帰ります。自宅に着くと多忙です。子どもの宿題をみている時間はまるで脳トレをしている様です。 リビングに大きな葉っぱの観葉植物を置いていて、水をあげたり愛でる時間が安らぎです。
療養病棟は、疾患に関わらずその人を看る病棟だと思います。声を発することができない患者さんの変化に気付ける力が必要です。なので、多種多様なことに興味をもっていたらいいのかな、と思います。私は人と話している時、文献を読んでいる時、気になるワードは手帳に残して、時間がある時に検索して、さらに興味がわけば資料を集めたりしています。
私も含め、急性期病棟では少し忙しすぎると感じる方や、ママさん、ブランクのある方などが多い病棟なのですが、お互いに「大丈夫?」と声を掛け合いカバーしあったり、お互い様だねという部署です。大きすぎず、小さすぎずの座間総合病院のサイズ感は、部署を越え、職種を越え連携を図ることができ、私は心地いいです。
たまった家事・育児と、休憩をしているとあっという間です。そんな中でも活字を見たり書いたりすることが好きなので、本を見たり、筆ペンで字を書いたりしています。少し長めに時間がある時には、車を運転して湘南方面の富士山が見えるポイントに行ったり、花や木のある公園に行ったりして、癒されています。
座間総合病院はケアミックス病院のため、救急・急性期・回復期・地域包括・療養と様々な病棟があります。また、法人内には老人保健施設・訪問看護などもあります。私も仕事と育児、ワークライフバランスを考え、急性期から療養に異動したように、やりたいと思ったことの希望がかなえられる環境であると思います。 私は療養病棟が楽しいので、おすすめです。