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スペシャルインタビューVol.3

7市2町の広域をカバーする埼玉利根保健医療圏において、中核的役割を担う「東埼玉総合病院」。自然の残るのどかな環境にありながら、都心まで約1時間というアクセスの良さが特徴の一つです。学閥とは無縁の、個を尊重する考えが浸透しており、また症例数も多いことから、とことん臨床経験を積みたい医師には最適な環境。一方、地域とのつながりを大切にし、年中行事への参加、市民向けの健康増進啓発活動、さらにはITを活用した地域医療ネットワークシステムの構築など、様々な取り組みを行い、地域に住まう人々が健康で幸せに暮らせるコミュニティーづくりにも力を注いでいます。今回はそんな東埼玉総合病院の魅力について、在籍する医師たちに聞きました。

―東埼玉総合病院の職場風土について、どのような特長がありますか?

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医師 医師同士が気軽に相談し合える雰囲気があります。それも形式にとらわれず、他科依頼を出す前でも「ちょっと相談していい?」と口頭でやりとりができるので、コミュニケーションにおけるストレスがありません。大きな組織だと、どうしても自分が所属する診療科以外のスタッフと交流する機会が少なく、会ったことのない医師に患者さんを紹介するようなこともありますが、当院は中規模病院でそこまで大きくはないので、各診療科の医師が互いのことをよく知っていて、顔の見える連携を実現しています。知識を共有し合って、自分の科ではなかなか診ないような症例について教えてもらうことも。どの診療科もアクティビティが高く、高度な医療にも対応が利くので、適切な処置をしてもらえるという心強さ・安心感があります。

―医師がスキルを磨く環境としては、どんな魅力がありますか?

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医師 一番の魅力は、とことん実臨床に携われることです。当院は実践を重視しており、地方の病院とは言え、症例数も豊富。「地方の病院だから、そんなに高度な症例はないだろう」というイメージがあるとしたら、それは違います。例えば消化器内科では、消化器センターのような専門機関で診るレベルの難症例も手がけています。外科では一般的なケースから希少なケースまで、多種多様な手術が行われています。内視鏡も積極的に導入しているので、実践を多く積んでいただくことができます。
もう一つの魅力は、専門性も総合力も身につけられることです。当院は、糖尿病、循環器、消化器内視鏡、外科、整形外科など各学会認定施設に指定されており、指導医資格を持つ医師も多いことから、働きながらでも専門医資格を取得することが十分可能。また土地柄、比較的高齢の患者さんが多く、「こういう病気には、こういう処置をする」というガイドラインどおりの治療が当てはまらないケースも少なくありません。その方の生活、人生を考えて治療を組み立てる必要があります。このような総合力は、高齢化が進む日本においてますます医師に求められていくスキルといえます。

―東埼玉という地域だからこそ得られる医師のスキルや経験はあるでしょうか?

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医師 当院は超高齢社会を見据え、地域が一体となって人々の健康を支えていくことを重視してきました。在宅医療・在宅看護の推進、病気の予防や健康づくりをテーマとした市民公開講座の開催のほか、「糖尿病二人主治医制」を展開し、地元の開業医と当院の医師が連携しながら糖尿病の患者さんを診ています。さらに当院は、全国的にも「幸手モデル」として知られている地域包括ケアシステムの構築を、先進的に行ってきました。その代表といえるのが、IT技術を活用した 「とねっと」(埼玉利根保健医療圏地域医療ネットワークシステム)。これは、地域の病院、診療所、画像診断施設や臨床検査施設などを安全なネットワークで結び、患者さんの医療情報を参加医療機関同士で共有するシステムで、当院の医師が整備しました。
こうした取り組みを通じて、医師が地域の開業医やケアマネジャー、訪問看護師、ヘルパーなど多職種との連携や、地域包括ケアシステムそのものへの理解を深められる基盤がつくられていきました。地域医療に貢献したい医師や、将来開業を考えているという医師にとって、有用な経験のできる環境といえます。
医療に関わることばかりではなく、地元で開かれる夏の風物詩「幸手夏祭り」では、毎年ボランティアで救護班を編成するほか、山車の駆け上がりの力強さを競う「花山コンテスト」の審査員も務めさせていただいています。病院内外問わず地域と深いつながりを持てるのは、地域に根差した病院ならではだと思います。

―世の中に「ワークライフバランス」といった言葉が定着しつつありますが、働き方の面ではいかがでしょうか?

医師 医師は一般的に忙しいとよく言われますが、当院では、バランスの取れた働き方ができます。例えば、寝る間もなく診療にあたる、1週間ほとんど家に帰れない、といったこともありません。では、なぜそれが可能なのか。当院では自分たちのキャパシティーを正確に把握し、それを超えないようにしているからです。常に限界に近い状態で働き続けていては、疲れからミスが起こりやすくなり、心も体も追いつめられるばかり。ひいては、患者さんに大変な迷惑をかけてしまいます。そういった意味では、大学病院のような第一線からは少し引いて、でもやりがいも感じていたい、先端の医療を追求しつつ自分の描くキャリアを築きたい!という方には、かなり良い職場環境だといえますね。

―最後に、東埼玉総合病院ではどんな方が活躍できると思いますか?

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医師 やりたいことがある、専門にとらわれ過ぎず幅広くいろいろなことを経験したい、とにかく医師としての腕を磨きたいといった方には最適な環境だと思います。当院には、自由に意見を言える、個々の希望を尊重するといった風土があります。周りと円滑にコミュニケーションが取れるか、チームの一員として働けるかどうかも重要ですね。医局派遣がない分、みんな手技手法が異なります。周囲と歩調を合わせながらも、良いと思う方法は積極的に提案して、互いに教わりながら医療の質を上げていくのが当院のスタイルです。最先端の医療を追求しつつ、自分のペースで希望のキャリアを築いていける。そこに魅力を感じていただける方には、ぜひ私たちの仲間に加わって、思う存分活躍していただきたいですね。
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